水にも種類がある
一口に水といっても、実は種類があります。普段何気なく使い気にもとめたことがないような水ですが、日常に接している水でも、水道水・ミネラルウォーターなど様々な水があります。そのような違い以外にも、水には硬い軟らかい、重い軽いがあるのです。
硬水・軟水という言葉を聞いたことがある人も多いかと思います。基本的に日本の水道水は軟水ですが海外のミネラルウォーターの中には硬水もあり、飲み心地はなんとなく硬いようなキシキシするような感覚があります。反対に軟水にもものすごく軟らかくてすいすい飲めてしまうものから硬水に近いものまであります。
硬水・軟水という違い以外に、重水・軽水という重さの違いも存在しています。水はどれも同じだろうと思うかもしれませんが、実は水を作っている原子H2OのHの部分、詰まり水素は種類によって重さの違いがあることがわかっています。この水素は重いものを重水素といい、元素記号はDで表されます。
この重水素には様々な組み合わせがあり、実は水は元素の違いだけで18種類もの種類に分類できるとされています。水といっても奥の深い資源なのです。とはいっても日常で「重水を取って」と会話に出てくるようなものではありませんが、前述の硬水・軟水は料理などで向き不向きがあります。
水道水・ミネラルウォーター・天然水・地下水・硬水・軟水と日常生活で使っているものにも種類があり、使い方をマスターすることで飲み物などのおいしさにも影響してくる水の使い方は別のページでご紹介しています。